ミラノと横浜、蚕が結んだ幕末時代の日伊物語 _ Yamada Yasutsugi
Tanabata

ミラノと横浜、蚕が結んだ幕末時代の日伊物語 _ Yamada Yasutsugi

JN365
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Parade ed., 2009, 163 pag., isbn 9784939061233

ミラノ イタリアの国王と岩倉使節団 無名のメンゴーニ 130年前のイタリアの新聞広告 イタリア人の蚕種輸入業第一人者 蚕種輸入業者の仕事とは 初めての日本への出発 幕末時の日本の状況 イギリスへの密航 生麦村の関口家の日記 長崎で日本の土を踏む 箱館での蚕種の買い付け イタリア政府と幕府の対応 イタリアの国旗が正式に初めて日本の地に揚がった日 イタリアと日本の修好条約調印 もう1人のイタリア人の蚕種輸入業者 日本人の蚕種業第一人者 パリ万博と渋沢栄一 太平洋横断 善事実行の秋田川尻組 平元弘の伊太利亜日誌         1864年、明治よりも前、慶応よりも前、元治元年の幕末時代。開港か攘夷かの激動期の日本へ向かうイタリア人男性がいた。ポンペオ マッツオッキ、34歳、養蚕家。日本で蚕種を買い、イタリア北部ミラノを中心に売るのである。 物語はミラノから始まり、ヴィットリオ エマヌエレ2世アーケードを舞台として活躍、関連したイタリア人と日本人の交流を中心に描かれている。著者イタリア在住30年記念に書き上げた小説。       


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